潜在意識。

2005年11月23日 日常
久しぶりにリュウの夢を見た。

リュウが飛行機に乗って
どこか遠くへ行っちゃう夢で。

私は『行かないで』って言えなかった。
追いかけもしなかった。

そんなことしても、
どうせリュウは、行ってしまうだろうと思ったし、
うっとおしい女には、なりたくなかった。
暖かく見守った方が、リュウは喜ぶと思っていた。


そして何年か後。

街でバッタリ出会ったリュウに
こう言われた。

リュウ:「あの時、止めてくれれば、な・・・。
     そうすれば、お前と一緒になろうと思ってた。」

私:  「私だって、止めようと思ったよ?
     でも、迷惑かなって、思ったし・・」

リュウ:「好きなら好きって、言ってくれればよかったのに。
     お前の気持ちが、よくわからなくて、
     俺もどうしていいか、わからなかった。」

私:   「・・・・。」 

リュウ:「・・・あの時、"行かないで"って
     抱きついてくれた子がいて、今、その子と一緒にいる。」


夢の中の私は、泣いていた。

何を遠慮してたんだろう。

もっともっと、
自分の気持ちを伝えればよかった、と。

全身で、ぶつかっていけばよかったと・・。



でもだって、

いつも冷静なリュウに、
熱い想いを伝えでもしたら、

『お前は自分に酔ってるだけ。』
って言われそうだったもの。

それがイヤで。

だから私も、冷静を装ってたの。

からまわり、したくなくて。
冷静な人には、冷静な態度で。

でも、

冷静な人だからこそ、
その凍った心を溶かすほどの
熱い想いが必要だったのかもしれないな・・。



失うのを恐れて、

もう少し、あと少し
一緒にいたいから、
何も言わず、ただ笑って過ごして。

結果、長くは居られたけど、

先はなかった。

どうせ、ダメになるなら、
やるだけやって、ダメになった方がよかったな・・。

夢の中で泣いて泣いて、

目が覚めた。

*

夢、かあ・・・。

えらくリアルだったな。

ベッドの中で
少しばかりの時間、余韻に浸った。

起きて、カーテンを開け、
現実の光を浴びたとき思った。


『てか、もしもだよ?
 熱い想いを伝えて、ダメにしてたら、
 それはそれで、
 ”もっと、冷静になればよかった。”とか
 言ってるんじゃね?』

『ま、リュウと長く居られて、
 得るものたくさんあって、
 たくさん成長できたおかげで、
 新しい恋人とも、うまくやれる自分に
 なれたんだから、よかったじゃん!』

復活!いつもの私だ。

どっちにしたって、
マイナスなことなんて、ないのだ。
なにひとつ。

『もしも』の世界は、ないのだから。

進んだ道を生きるのみ!

イェアッ!

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